航空
An-24 (Antonov-24:アントノフー24型)
ガスタービン・ターボプロップ双発
ロシア国内では主に短距離旅客輸送に使用され、通常36席にて運行される。
北海道とサハリンを結ぶ定期国際線としても活躍中である。
<Information>
日本乗り入れの外航としては唯一のプロペラ機。
36人乗りYモノクラスのガスタービン:ターボプロップ。
クルーは9人、コクピットクルー5名、キャビンアテンダント2名、メカニックエンジニア2名。労働者の国、ソ連時代に作られただけあって大そうな陣容だ。コクピットも完全分業制。キャプテン、コーパイ、フライトナビゲーター、フライトエンジニア、レーダーオペレーター、と揃い踏み。
あの狭いスペースにちゃんと5席あるのがウレシイ。計器盤は丸メーターが所狭しと並ぶ昔懐かしいアレ。
グラスコクピットなどという小癪なシステムはこの機材には必要ない。男の職場である!
レシーバーはもちろんヘッドセットにインカム。イアピースなどという柔なものでは断じてない。男の職場である!
チェックリストのコンテンツの一部は壁面にフリップ仕様で一目瞭然。やっぱり男の職場である!
小さいながらもAPUを含めエンジンは3っつ。第3エンジンがAPUだ。右翼エンジンポッド内に格納され最初に始動されるのがこのエンジンだ。コンタクトの瞬間、オレンジ色のバックファイアーが派手にエグゾーストから吐き出される。
始動が目視できる楽しいタイプのエンジンだ。